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病は気から

先週、人生初となるインフルエンザに。
単純な性格なので、普段は体調が芳しくないと思っても、強いて気にせず、そのまま過す事が何よりの治療になってました。仕事してるとそのうち治る。
逆に体調不良日が休日などに重なると、ダラダラし、いつまでも頭痛がしたり、体のダルさが抜けなかったり。
そんな訳で、今回も週始めからの体のサインに気付かぬ振りをしつつ、俺は男だ!とチャリ通決め込んだりしてました。今まではそんなんで大体治ってたんですが、今回はどうにもこうにも、水曜には寒さに心が折れ、
「雨も降って無いくせに、根性ねぇ~なぁ俺」
と、思いながら電車で帰宅。
帰宅後は、ホットカーペーットが熱い!耳が詰まる!飯の味が薄い!等等。数々の不平不満を口にして食事を終え、立ち上がろうとした所。
「んっ?!」立てない
「何で?!」 (*゜ロ゜)
ここで始めて熱を計る。
39,1度
「へっ?!」(゜ロ゜;)エェッ!?Σ(´Д`lll)エエー
ヘナヘナと倒れこむ(立ててないんだから倒れるはオカシイ。気分です。そんな気分だったのです)
そりゃ、39度もあればホットカーペットも熱いさ、味覚もやられるよ、もう歩けない~!と単純明快な僕は体温計に表示されるデジタルな数字に一気に病人に。
そしてそのまま直ぐ寝る。明日には良くなるだろうと踏んで。
が、が、ウトウトするものの、全身の痛みに目は直ぐに覚め、天井はグルグル廻るし頭も痛い。暑い、寒い、痛い。もーなんだよコレはー。悶える布団の中で浮かんだ言葉は 「受肉」 解脱しそうな勢い。

気持ちが負けたので、翌朝も熱は引かず、早朝計ったら38,5度。もう無理、と、何年かぶりに内科を受診する事を決意。
奥様に「車で連れていってくれ」と頼んだのですが断られる。
ぇ?ウソ?ヒデ~!。余りのショックで断られた理由は忘れたが(ホントに忘れちゃったのょ)確か、洗濯するから、とかそんなでした。鬼嫁日記ってココですか?

しかし自分で運転して行く事で新たな発見もあり。
38~9度の間をウロウロしてる時に運転してはイケマセン!
先ず、体が強張り、ドアに寄りかかるような形でしか乗れないので、車幅がイマイチ掴めない、左サイドミラーが見えない。駐車するとき首が後ろを向かない。雨降ってないのにワイパーが動く。こんなマンガみたいな事がホントに起きる。著しく熱がある時は運転してはいけない、と道交法に加えるベキ。危険すぎます。まー普通乗らないやな(笑)(←泣のが正解?)
そんなこんなで、病院の車庫入れでグズグズしてたら、後から来た人のが先に出ていっちゃっいました。イヤ~恥ずかしい。走っていって体温計見せたかった。無念。

診察は、体温が異常ということでまずインフルエンザの検査から。思った通りのA型陽性。
加湿器フル回転で生活していたのに掛かる時は掛かるんだなぁ。
「今は特効薬がありますから。病院へ来て良かったですね」
と言われ、ヘロヘロながらも ”特効薬” という素敵な響きに心の中でキャーとなる。
中々聞けないもんね、特効薬って言葉。気持ちで病気に立ち向かうタイプの人間にはそれはもう何よりの言葉。コレでもう治ったようなもん。
それから、記念にどうぞ、と使用済み検査薬頂きました。ありがとう先生。もう捨てました。
注射をしてもらい、処方箋もって薬局へヨタヨタとGO!
鳥インフルエンザが進化して人から人へ感染するようになった場合に、地球を、人類を救うかも知れないと言われている”タミフル”を処方される。
その備蓄量が心配されているタミフルを頂けるなんてと、申し訳なさ6割、ァァ助かった4割。

その夜は、寝室に隔離され、子供と嫁は隣の部屋で寝る事に。
これも助かった、前日の「受肉」の最中は「喉が渇いた」「トイレに一緒に行って」「布団に入ってもイイ?」と子供に言われヘロヘロのグダグダで夜中に起き上がっていたので隔離されることで今夜は起きなくて済みそうとホッとする。
薬の効果も手伝ってか、寝て寝て寝まくる。人ってこんなに寝れるんだ?と思うほど良く寝ました。翌日には平熱の35,8度に。タミフル万歳!健康万歳!

しかし、恐るべしインフル!並みじゃねーぜコイツは!

by torukua-ta | 2006-02-03 00:34  

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